太陽光発電はFIT制度ができてから、売電をすることで収益を得る人や企業が増加することで急速に広がっていきました。
しかし、2017年に施行された改正FIT法の影響を受けて、発電施設や設備に加えて売電の権利も売買するセカンダリ市場が拡大を見せ始めています。
この流れに乗じて、太陽光発電設備や売電権利などを売りたいと考えている方もいらっしゃると思います。
そのような方にとっては、高く売れるかどうかが一番気になるところではないでしょうか?
そこで、太陽光発電設備や売電権利の売却価格をつける査定の際に、どこがチェックポイントになるか一つひとつご説明していきたいと思います。
査定のチェックポイントは、大きく分けて5つあります。
① FIT価格
卒FITによって売電価格が下がっていくとはいえ、産業用太陽光発電はまだ10年ほどはFIT価格が保証されています。
つまり、買い手からすれば今はまだFIT価格が高い時期といえます。
このことから、FIT価格が高ければ高いほど設備の売却価値も高まる傾向があるため、早めの取引が売却価格を左右すると考えられます。
② 太陽光発電設備の部材の品質
買い取ってもらえる中古太陽光発電所は今後も活躍の見込みがあるものです。
そのため、設備に使用されている部材が信頼性の高いメーカーのもので品質が保証されていたり、監視カメラなどの付帯設備が整っていると、売却価格が高くなるといえます。
③ 施工業者の実績
太陽光発電所は施工後のメンテナンスが非常に重要です。
そのため、施工後のメンテナンスもしっかり請け負っている実績のある施工業者が担当した施設であるかどうかも、査定の重要なポイントになります。
④ 施設の立地環境
利益が見込める中古太陽光発電所ほど高く売れる傾向があります。
そのため、十分に太陽光発電を行える環境に立地されているかどうかも、売却価格を左右します。
⑤ 発電実績がわかる資料
信頼できる中古太陽光発電所かどうかを査定するために、発電実績の提出が必要になることがほとんどです。
従って、経済産業省の認定書や土地の権利書、発電設備などの保証書など、発電実績がわかる書類などの資料が揃っている方が、売却価格は高くなる傾向があります。
以上の5つのポイントが、高く売却できるかどうかの重要なポイントになります。
さらにもう1つ、重要なポイントがあります。
それは、実績のある仲介サービスを選ぶことです。
近年、セカンダリ市場の拡大によって査定や買取などのサービスを行う仲介業者が増えていますが、経験不足のため十分な査定がされないケースもあります。
とくとくファームは創業25年の実績があるので、先に挙げた5つのポイントの他にも培ったノウハウから適切に査定して、できるだけ高く買い取るように努めているので、売却を悩んでいる方はまずは問い合わせてみるのもいいと思います。
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